(第4回広島ケアマネジメント学会報告)
日時 平成17年2月12日(土) 10:00〜17:30
場所 広島国際会議場
メインテーマ 『どう変わる介護保険制度 〜変革期におけるケアマネジメントの原点と本質〜』
参加者 450名
主催 広島県介護支援専門員連絡協議会・広島市域居宅介護支援事業者協議会
■開会式では、広島県介護支援専門員連絡協議会の荒木会長の挨拶の後、広島県福祉保健部長の代理として介護保険指導室の山田室長がメッセージを代読され、続いて広島市域居宅介護支援事業者協議会の落久保会長が介護支援専門員の全国組織の動向について報告しました。
■昼食休憩を挟んで3会場6テーマで分科会が行われ、17の事例が発表されました。
6テーマは次のとおり。
(1)介護研究 (2)精神 (3)他職種協働 (4)ターミナルケア (5)自立支援及び介護予防 (6)在宅支援の実践
■分科会終了後、全体会場において、「介護保険制度改正の方向性」と題して厚労省老健局振興課長の香取照幸氏より講演をいただきました。日本の介護保険制度の最大の意義はケアマネジメントの導入であり、ケアマネジャーの役割の重要性を再確認した後、今回の制度改訂では、ケアマネジャーに対する警鐘と期待とが、最も強いことを強調されました。
 今後ますますケアマネジャーとしての自覚と力量の向上が求められるという事で、身の引き締まる思いがしました。
■最後は「活きる力を支えあうケアマネジメント」と題して、3名のシンポジストと助言者によるシンポジウムが開催されました。シンポジストは保険者(呉市)、事業管理者、ケアマネジャーの3名が、それぞれの立場からの発言を行い、助言者の発言も含めて熱心に討議が行われました。
 助言者には,日本ケアマネジメント学会理事,NPO神奈川県介護支援専門員協会理事長の齊藤学氏に依頼し,様々な視点からの助言を頂きました。
 閉会挨拶を広島県介護支援専門員連絡協議会の森下副会長が行い、日程を無事終了しました。