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日本ケアマネジメント学会第8回横浜大会に参加して(平成21年6月19、20日) |
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(有)福祉計画研究所 前田 貴子 |
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私は、今回が始めての参加だったのですが、ポスター発表をさせていただくこととなり、自分の学びの振り返りや、同じ介護支援専門員皆様の経験や取り組みについて知る大変良い機会になりました。また、講演を通して幅広く社会福祉の現状について知り、これからのケアマネジメントについて考えることが出来ました。
介護保険のサービス調整から始まり、次第に求められるケアマネジメントの役割の拡大を日頃の業務でも実感しておりますが、学会のテーマのひとつでもありました「地域住民と多職種協同」に中心的に働きかけることが出来るこれからの可能性を感じると共に、役割の大きさに戸惑いも感じました。普段の業務は、個人の生活に目を向け比較的狭い視野で行っていることに気づかされ、この度の全国から人の集まる学会への参加は、地域社会全体のこととして身近に感じられ視野を拡大できる良い機会になりました。
社会全体に目を向けつつも、私たちケアマネジャーがひとりひとりの個人としっかり向き合うことが大切なことには変わりありません。利用者とその家族、ひとつの事例に関わりその人の歴史に触れた大切な経験を発表により多数の人に知ってもらい、何かしら感じていただく機会を持てたということはとても喜ばしい経験だったと思います。
一人で考えていても何も変わらないように感じるけど、人に聞いてもらうことで何かが変わるような気がする、そんな経験をしました。
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