北星学園大学 社会福祉学部 社会福祉学科 教授 畑 亮輔 先生
北星学園大学の畑亮輔先生を講師に迎え、ケアマネジャーの現状と、持続可能な働き方を実現する鍵となる「ワーク・エンゲイジメント」をテーマに、専門職としての活力や熱意を維持する秘訣について講演が行われた。 現在、ケアマネジャーの人材不足は極めて深刻である。全国の試験合格者数は2018年度の要件変更を境に激減し、以前の年間約2.7万人から現在は約1万人と3分の1に減少した。広島県も同様の傾向で、合格者は約250人にまで落ち込んでいる。居宅介護支援事業所数も、直近5年間で県・市ともに約15%減少した。要介護認定者が増え続ける中、ケアマネジャーの量的確保と質の担保の両立は喫緊の課題である。 こうした困難な状況下で注目すべき概念が、仕事に対して「熱意」「没頭」「活力」の3要素が揃い、生き生きと働けている心理状態を指す「ワーク・エンゲイジメント」である。 講師より、バーンアウトを防ぎ専門性を発揮し続けるためには、個人のレジリエンス(楽観性等)に加え、利用者との関わりの中で「自立に向けた変化」を喜びとして共有できることが重要であると説かれた。
各区の代表者による事例発表を通じ、専門的アプローチや多職種連携、地域共生社会における支援の在り方が多様な視点から示された。
泰山会居宅介護支援事業所 小山 豊明 氏
石内慈光園居宅介護支援事業所 末広 伸司 氏
KOYOプラス・ケアプランセンター 木村 紀子 氏
神田山長生園介護プランニング戸坂 堀 良志美 氏
ケアサポートセンター丹那 倉光 良卓 氏
井口台介護ステーション 荒神 希美 氏
慈光園居宅介護支援事業所 滝口 麻衣子 氏
なごみの郷 居宅介護支援事業所 河原 真弓 氏