会長挨拶
 平成12年に施行された介護保険制度もはや5年が経過しました。その間、国民の介護に対する考え方は大きく変化し、介護の問題はより身近となり、安心して在宅での介護生活を受けることができるようになりました。その介護生活を支援する専門職が、ケアマネジャーであり介護支援専門員です。広島市域居宅介護支援事業者協議会は、その介護支援専門員が働く事業者の集まりとして介護保険制度が施行された平成12年の12月に設立されました。現在は広島市域の事業所の多くが私達の会に参加され、研修会を中心に事業者の連携とともに介護支援専門員の質の向上を目的に活動を行っております。

 介護の現場ではチームアプローチという言葉がよく用いられます。それは介護を行うにあたり関わるスタッフや家族が同じ方向を向いて、協力することです。チームアプローチを行うためには情報の共有化が必要となります。そこで当協議会では、このホームページを介護支援専門員の皆さんが情報を共有するために立ち上げました。協議会で主催する研修会の情報やその報告、そして地域の介護支援専門員の研修情報、そしてサービス事業者の情報も検索できるようにしています。現在では多くの皆様にご活用していただいており、かなり認知されてきたと感じております。

 今後も最新の情報の共有をはかるべく、またなじみやすいホームページ作りを行っていきますので、さらなる皆様のご活用をお願い致します。

広島市域居宅介護支援事業者協議会会長 落久保裕之